2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あの人は知らないだけだ

仕事を始めたばかりの頃、相手からお話をうかがうときに、私の質問のしかたが下手で反発されることがしばしばあった。例えば、こんな会話。「それはどんな色でしたか?」「黄色でしたね」「その色は青色がかってましたか?」「だからー、黄色って言ってるで…

ない

夢がない。どうしても何をしたい、ということがないのでそちらに合わせます…子供の頃からそんなタイプだった。今までで一番嬉しかったことは何?と聞かれて、何分か考えた結果「浪人のあと合格して親を喜ばせたこと」と答えた。そんなのが一番なの?と思われ…

シナモンロール

「北欧こじらせ日記」というかわいいエッセイ漫画を読んでいます(アマゾンで売れてるみたいです)。北欧が好きで好きで、週末北欧部というブログをつくったかたの本です。北欧関係の会社に務めたあと、今は営業のお仕事をしながら、時々まとめて休暇をとり…

カエル、老害をなす

とある講座で、自分より20歳くらい若い人に苦言を伝えてしまった。この講座はペアの相手のためにフィードバックするという決まりだったが、相手からはフィードバックをもらえなかった。気分を害したのだろう。苦言は相手にとって「老害」だったかもしれない…

ふるえる顎

うちは自営業なので、家族で仕事をしています。 昔、自分の仕事を他人に軽んじられたとき、私はとても腹が立ちましたけど妹が一緒に怒ってくれました。 妹は家族で最もメンタルの安定した人ですが、非常にまれに感情が激すると、顎がふるえます。悲しいとき…

ふやけた紙の錯覚

文庫本を読んでいたとき、表紙が水濡れしてる気がして、本を閉じて確認した。…大丈夫だ。読書にもどってしばし後、やーっぱり、なーんか、表紙が水でふやけてるような気がする。お茶がついたか?でも、見るとぬれてない。あれ、人差し指の腹が、虫に刺されて…

即興の海

身体と頭を協同させて人生を深く味わうには日常で遊べ、ハレとケを分けるなと本(「仕事なんか生きがいにするな」泉谷閑示著)にあった…。日常の遊びの方法は2つ。即興に身を委ねること、面倒くさいことをあえてやってみること。即興の例…ググらないで心のま…

黒い本

「仕事なんか生きがいにするな」(泉谷閑示著)という新書を読んだ。とても面白かったので、今は二回目を読んでいる。「自分の人生になんの意味があるのか」という実存的な問いにつかまり、抑うつ的になる人が多いという。ハングリー精神で幸せをつかむ時代…